岸野寛 陶磁器展

会期|2026年5月30日(土)▷ 6月21日(日)
開廊時間|11:00~17:30
定休日|火曜・水曜(祝日除く)
場所|gallery yamahon
在廊日|5月30日(土)
Vol. 195 Kan Kishino: Pottery
May 30 – Jun. 21, 2026
Closed on Tuesday/Wednesday
11:00 – 17:30
MAP: gallery yamahon

本展では、伊賀で作陶する岸野寛の陶磁器展を開催いたします。
岸野はこれまで、伊賀・信楽・志野・織部・粉引・白磁など、多様な技法による酒器や器を手がけるとともに、大壺や大甕の制作にも取り組んできました。そうした歩みの中で、古信楽をはじめとする古陶磁器に向き合い、その痕跡に宿る気配や力を、自らの手の中で現代へと立ち上がらせています。古陶に残る歪みや肌理、焼成による偶然性。それらは単なる過去の遺物ではなく、土地の記憶や人の営みが凝縮されたものです。岸野はそれらを写すのではなく、土と炎を通して自らの身体へと引き寄せ、新たなかたちとして提示します。その作品には、古信楽の粗さや力強さの中に静けさが宿り、同時に岸野自身の生活の呼吸が感じられます。過去と現在が対立するのではなく、ひとつの連なりとして在ること。その感覚こそが、制作の根底にあります。本展では、古陶磁器に迫る中で生み出された新作を中心にご紹介いたします。どうぞご高覧ください。

岸野寛 Kan Kishino

経歴
1975 京都府精華町生まれ
1994 京都市立銅駝美術工芸高等学校 陶芸科修了
   伊賀・土楽窯にて福森雅武氏に師事
2004 伊賀市丸柱にて独立
2009 ギャラリーやまほんにて「岸野寛 辻村唯 細川護光 展」開催
他、展覧会多数